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ブラジル音楽を弾き語りで歌っているyuumiのblog


by balancoyuumi

初の長距離バス

オリンダへ着きました!!
Wi-Fiも繋がるようで一安心です。

一昨日はあれからバケツをひっくり返したような土砂降りの雨。
宿の人がとても優しくて、「バスに乗る時間まで部屋に居ていいよ~。」と言ってくれた。
バスは19時15分初で、ターミナルには17時頃着いていればいいかなと思っていた荷物だけ宿に預けてもらって、ご飯を食べたり、お土産を見たりして時間を潰そうと思っていた。
しかしこの雨!!!!
とても外に出られそうにない。

部屋で待てることになって、とてもほっとした。
宿のお姉さん本当にありがとう。


宿でじっとすること2時間。
さすがにお腹が空いてきた、、
今日はお昼ブッフェを食べに行こうと思っていたのに、、
でもこの雨じゃなあ。
お腹はグルグル鳴っている。
夜もファストフードくらいしか食べられないだろうしなあ、、
バイーアの料理結局一度も食べてないし。

雨一時よりはましだな。

・・・。よし!!歩いてすぐだし、カッパを着て傘さして行ってみよう。

食欲は強いのだ。

外に出るとちょっと怯みそうになる雨の量。
しかし転ばないように急ぎ足でペロウリーニョにあるイスコーラ・セナッキという料理学校に併設されたレストランへ。
着いてみると入口で、帰ろうとしているお客さんがタクシーがなかなかつかまらないみたいで、イライラしながら待っていた。
中へ入ると、あれ、何かすごく綺麗なところ。
こんな汚いスニーカーとヨレヨレの格好で来てよかった?
と不安になる雰囲気。
サービスの人達も男性はスーツ、女性はバイーアの民族衣装を着てビシッとしている。
お店の中も高級ホテルのレストランという雰囲気。
確か地球の歩き方には1500円くらいで食べられると書いてあったけれど、それで足りるのかな、、
ものすごく高かったらどうしよう。

とグルグル色んな事が頭でまわっていると、テーブルに通されて飲み物を聞かれたので「お水を、、」と答えた。
このサービスの男性は英語も喋れるみたい。
ブラジルではなかなか英語の喋れる人にお目にかかれない。

とりあえず一度くらいは贅沢してもいいよね!と開き直り、ブッフェの料理を取りに行く。
ムケッカという魚貝のトマトココナッツ煮込みがバイーアの伝統料理。
ムケッカだけでも6種類くらいある。
なかなかブラジルでお目にかかれなかった、エビ、イカ、タコ、ムール貝などの料理もあり、嬉しい悲鳴をあげそうになる。
基本煮込み料理とライスでサラダなどは無いよう。
でもこの品揃えはすごいなあ、、
タコのムケッカや、オクラと牛肉の煮込み、魚のココナツミルク煮、海老味のライス等を取り、ウキウキしながらテーブルへ。
タコやわらかい!!トマト味がライスに合うなあ。
オクラの煮込みも日本人の口に合いそう。
魚はちょっと食べにくかったけれど、全体的にとてもおいしかった。

グラスにお水が無くなると、ミネラルウォーターのペットボトルからうやうやしく注いでもらえる。
何だか緊張した。

デザートはココナツプリン、ココナツの果肉をシロップで煮たもの、フルーツを食べた。


満腹、、
しかし緊張しながらお会計をお願いすると、2000円程でホッと胸を撫で下ろした。
思ったよりはちょっと高かったけれどこの雰囲気なら安いくらいかも。
ブラジルは外食すると日本と同じかそれ以上かかる時もあるので、、

雨の中ダッシュして宿へ戻る。
全然止みそうにない。
長距離バスターミナルへは近距離バスを使って移動しようと思っていたけど、バス停までは歩いて10分くらいかかる。
この荷物を持って雨の中バス移動は厳しいなあ。
何とか止まないかな。

しかし雨脚は緩むことなく、結局タクシーでターミナルまで行くことにした。

お姉さんにタクシーを呼んでもらうように頼んでみると、この雨でまったくひろえないみたい。
宿の前を通るのを待つしかないようだ。
荷物を部屋から玄関まで下ろしたところで、宿の真ん前でタクシーが停まり女の人が出てきた。
この宿に泊まる人みたい!
運よくそのタクシーに乗り込むことが出来てターミナルへ。
ブラジルのタクシーは余りメーターがついていない。
ここまではいくらと大体決まっているので、最初に目的地を伝え、値段を聞いてから乗るようにすると安心。

すごい雨でもタクシーはビュンビュン飛ばす。
水溜まりが大きなシャワーになるほど。
ブラジルの人が日本のタクシーやバスに乗ったらイライラするだろうな。


思ったよりかなり早くターミナルへ到着して、オウロプレット行きのチケットの日付を一日間違えていたので変更してもらいに行き、お金をショッピングセンターで下ろして2時間程ひたすら待つことに。
お昼ご飯がまだずっしり胃に残っているので、ポン・ヂ・ケイジョ(チーズパン)とサンドイッチを買ってバスで食べることにした。

荷物があるのでうろうろして時間を潰すことも出来ず、椅子に座って人間ウォッチング。

子供連れが多いなあ。
あの女の人スタイルいい!
どういう食生活してるんだろう。
みんな羽織るもの着てるからバスの中はやっぱり寒いんだな。

そうこうしていると、やっとバスの停まるゲートへ入ることが出来た。

あと20分くらいで出発だからもう来てるかな?
私の乗るバス会社のバスが見えた。
これだ!!と思いチケットを見せると、そのバスが来るのはこれが出てから次の次だと会社の人は言う。
本間にギリギリにくるんやな、、

しかしバスの本数多いなあ。
私の向かうヘシーフェ行きも5分おきに来るのだ。
その度に確認したけれど毎回違って、出発時刻を過ぎた辺りでやっとビンゴ!のバスが来た。


バスに乗るとあら快適!!
初の長距離バスなので、ちょっといいクラスのタイプにしたのだ。
座席もかなり倒せるし、フットレストも付いている。
今から14時間のバスの旅、何とか乗り切れそうな気がしてきた。
ブランケットももらえるし出発すると車内は真っ暗になるので、もう寝るしかない。

ウトウトし始めたら車が停まり、お客さんが乗ってきた。
そりゃそうか、乗るのはサルバドールからだけじゃないよね。

すると私の通路を挟んで隣の人が音楽を鳴らしはじめた。
明るいポップな感じだ。
ええ~、もしかしてずっとこのまま?!
寝れないやん!



次の日記に続く。

初の長距離バス_a0156453_19624100.jpg

by balancoyuumi | 2013-11-29 16:11 | ブラジル